黒水晶(読み)クロズイショウ

精選版 日本国語大辞典 「黒水晶」の意味・読み・例文・類語

くろ‐ずいしょう‥ズイシャウ【黒水晶】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 黒色をしている水晶。水晶の色彩上の一変種で、放射性物質の影響によるとされている。
    1. [初出の実例]「薄くもるこよひの月や黒水精(ズイシャウ)〈不知作者〉」(出典:俳諧・毛吹草(1638)六)
  3. 黒紫色の葡萄(ぶどう)をいう。
    1. [初出の実例]「酉陽雑俎に見へしは一名馬乳(まかにい)、又黒水晶ともいふ。天竺にては是にて酒をつくる」(出典:随筆独寝(1724頃)下)

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最新 地学事典 「黒水晶」の解説

くろずいしょう
黒水晶

black quartz

黒色~煙色の水晶で,一般的には煙水晶(smoky quartz)の範疇に入れられ,特に黒色のものはモリオン(morion)と呼ぶ。放射性鉱物と共生するペグマタイト中の水晶にこの色を呈するものが多く,放射線による構造一部破壊によって着色したと考えられる。

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