黒田助村(読み)くろたすけむら

日本歴史地名大系 「黒田助村」の解説

黒田助村
くろたすけむら

[現在地名]水沢市羽田町はだちよう

黒石くろいし村の北、北上高地山間盆地に位置し、村の南部を黒田助川が西流して北上川に入る。寛永一九年(一六四二)の黒田介村検地帳(県立図書館蔵)によれば田方九町三反余・代一一貫八三九文、畑方六町一反余・代一貫八五三文、茶畑九畝余・代二六四文。正保郷帳では田方一一貫八一四文・畑方二貫一一三文、ほかに新田高二九文。「安永風土記」では田一五貫四一九文・畑三貫六〇九文で、うち蔵入二貫五一文・給所一六貫九七七文、屋敷名数一二、人頭三二・家数三二・人数一七四、馬三〇、神社六・堂一(観音堂、別当千養寺)・寺二(千養寺・長照庵)、古館一、御林三、堤七・堰五(溜高計一四貫余)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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