黒田十兵衛(読み)くろだ じゅうべえ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「黒田十兵衛」の解説

黒田十兵衛 くろだ-じゅうべえ

1800-1853 江戸時代後期の砲術家
寛政12年生まれ。信濃(しなの)(長野県)松本藩士。砲術師範として家伝の大島流砲術のほか各流をきわめる。嘉永(かえい)元年江川太郎左衛門に入門,新式の砲術をまなび,藩の砲術兵式をあたらしくした。嘉永6年5月13日死去。54歳。通称は政武。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android