黒田正夫(読み)クロダ マサオ

20世紀日本人名事典 「黒田正夫」の解説

黒田 正夫
クロダ マサオ

大正・昭和期の登山家 理化学研究所名誉研究員。



生年
明治30(1897)年7月2日

没年
昭和56(1981)年7月10日

出生地
東京

学歴〔年〕
東京帝大冶金学科〔大正11年〕卒

学位〔年〕
工学博士〔昭和13年〕

主な受賞名〔年〕
勲三等瑞宝章〔昭和47年〕

経歴
電磁海流計を完成。また、大正から昭和初期にかけて登山家で料理研究家の妻・初子と共に日本アルプスを踏破、いくつかの初登頂記録をつくった。著書に「金属顕微鏡写真」「登山術」「山の素描」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「黒田正夫」の解説

黒田正夫 くろだ-まさお

1897-1981 大正-昭和時代の登山家。
明治30年7月2日生まれ。大正12年初子と結婚,おしどり登山が話題になる。南アルプス荒川沢などの遡行(そこう)の記録をつくった。初子との共著に「山の素描」があり,雪崩(なだれ)の研究家としても知られる。昭和56年7月10日死去。84歳。東京出身。東京帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「黒田正夫」の解説

黒田 正夫 (くろだ まさお)

生年月日:1897年7月2日
大正時代;昭和時代の登山家
1981年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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