黒駒神社(読み)くるまじんじや

日本歴史地名大系 「黒駒神社」の解説

黒駒神社
くるまじんじや

[現在地名]小浜市飯盛 法海

祭神素盞嗚すさのお尊。旧村社。山王社(祭神大山咋命)法海のりかい神社(祭神倉稲魂命)合祀。享禄五年(一五三二)の神名帳写(小野寺文書)に「正五位 黒駄クルマ明神」とある。「若州管内社寺由緒記」は「黒駒明神は甲州一の宮に雖之有不思議の神通而三百十六年以前(中略)元徳二年庚午九月九日戌刻当地影向在之、其時山王は黒駒明神被於氏神也、此故祭日九月九日也、其後延徳年中円満院宮為社領二十二石六斗被寄付御判之状在之者也」と記しているが、正応四年(一二九一)三月日の黒駒宮神主職宛行状(大音文書)があるので、創建は元徳二年(一三三〇)をさかのぼる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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