鼎革(読み)ていかく

精選版 日本国語大辞典 「鼎革」の意味・読み・例文・類語

てい‐かく【鼎革】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「鼎」「革」はともに易の卦(け)の名。「鼎」は、かなえでなまものを煮て変革する意。「革」は、古きを去る意 ) ものを変革すること。特に天命の変革、王者易姓革命。また、国政の大変革をいう。
    1. [初出の実例]「朝廷迺以其先世嘗有一レ鼎革際、立其疏属子弟、以奉其祀」(出典:徂徠集(1735‐40)一一・送土伯曄帰豊城序)

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普及版 字通 「鼎革」の読み・字形・画数・意味

【鼎革】ていかく

易の鼎卦と革卦。易姓革命。〔州山人四部稿、一二三、江陵の張相公(居正)に上(たてまつ)る書〕乃(さき)には、天地鼎革し、維(こ)れ新たなり。

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