鼓琴(読み)こきん

精選版 日本国語大辞典 「鼓琴」の意味・読み・例文・類語

こ‐きん【鼓琴】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 琴を弾奏すること。〔詩経小雅鹿鳴
  3. ( 晉の張翰が、顧彦先の死を悲しみ、彦先が平生愛していた琴をひいて慟哭したという「世説新語傷逝」の故事から ) 知己に死別した悲しみのたとえ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 項目

普及版 字通 「鼓琴」の読み・字形・画数・意味

【鼓琴】こきん

琴を鳴らす。〔後漢書、馬融伝〕善く琴を鼓し、好んで笛を吹き、生任性、儒に拘せられず。居宇、多く侈(ししよく)を存す。~には生徒に授け、後には女樂を列ぬ。

字通「鼓」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android