鼠壁(読み)ネズミカベ

デジタル大辞泉 「鼠壁」の意味・読み・例文・類語

ねずみ‐かべ【×鼠壁】

ねずみ色に塗った壁。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鼠壁」の意味・読み・例文・類語

ねずみ‐かべ【鼠壁】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ねずみ色に塗った壁。土蔵外壁などの漆喰(しっくい)に灰炭を混ぜたものを塗って仕上げたもの。
    1. [初出の実例]「あぶら月の影やちろめく鼠壁〈心元〉」(出典:俳諧・崑山集(1651)一〇)
  3. 歌舞伎舞台で、貧家などに用いる、ねずみ色に塗った大道具の壁。
    1. [初出の実例]「本舞台三間の間、多葉粉見世の体。〈略〉正面鼠壁」(出典:歌舞伎・お染久松色読販(1813)序幕)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

顔や四肢に特有の紅斑がみられる疾患で,伝染性紅斑の俗称。パルボウイルスの感染によって年長幼児,低学年児童に好発し,乳児や成人には少ない。1〜2週間の潜伏期ののち突然発疹が出る。発疹は両ほおに対称的に生...

リンゴ病の用語解説を読む