鼻根(読み)ビコン

デジタル大辞泉 「鼻根」の意味・読み・例文・類語

び‐こん【鼻根】

仏語六根一つ。においを感知する嗅覚器官。鼻。
両眼の間にある鼻の付け根の部分。鼻が額につながるところ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鼻根」の意味・読み・例文・類語

び‐こん【鼻根】

  1. 〘 名詞 〙 ( [梵語] ghrāṇendriya の意訳 ) 仏語。六根の一つ。匂いを知覚する器官。嗅覚器官。鼻。
    1. [初出の実例]「このかをかくといふとも、しかも鼻根(ヒコン)(〈注〉ハナ)におきてやふらすあやまらし」(出典:妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)六)
    2. [その他の文献]〔大蔵法数‐三六〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android