鼻根(読み)ビコン

デジタル大辞泉 「鼻根」の意味・読み・例文・類語

び‐こん【鼻根】

仏語六根一つ。においを感知する嗅覚器官。鼻。
両眼の間にある鼻の付け根の部分。鼻が額につながるところ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鼻根」の意味・読み・例文・類語

び‐こん【鼻根】

〘名〙 (ghrāṇendriya の意訳) 仏語。六根の一つ。匂いを知覚する器官。嗅覚器官。鼻。
※妙一本仮名書き法華経(鎌倉中)六「このかをかくといふとも、しかも鼻根(ヒコン)(〈注〉ハナ)におきてやふらすあやまらし」 〔大蔵法数三六

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android