普及版 字通 「齲」の読み・字形・画数・意味


24画

(異体字)
13画

[字音] ウ・ク
[字訓] むしば

[説文解字]
[甲骨文]

[字形] 形声
声符は禹(う)。卜文は齒(歯)+虫の会意。〔説文二下に作り、「齒蠹(むしく)ふなり」という。蠹は中の穀を食うもの。蠹の歯を齲という。

[訓義]
1. むしば。
2. はいたみ。
3. やえば。

[古辞書の訓]
〔新字鏡〕齲 齒病む、波也牟(はやむ)、、波乃虫(はのむし) 〔名義抄〕齲 ムシカム 〔立〕齲 ツクキ・ムシカム 〔字鏡集〕齲 ムシカメハ・ムシカム

[熟語]
齲歯齲痛齲病齲攣
[下接語]
歯齲・治齲


13画

(異体字)齲
24画

[字音] ク・ウ
[字訓] むしば

[説文解字]
[甲骨文]

[字形] 形声
声符は禹(う)。禹に(く)の声がある。〔説文〕二下に「齒の蠹(むしくひ)なり」とあり、むしばをいう。卜文に齒(歯)に虫を加えた字があり、おそらくむしばの字であろう。

[訓義]
1. むしば。
2. 字はまた齲に作る。語彙は齲(う)字条参照。

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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