龍洞院跡(読み)りゆうとういんあと

日本歴史地名大系 「龍洞院跡」の解説

龍洞院跡
りゆうとういんあと

[現在地名]鹿児島市吉野町 磯

仙巌せんがん園近くに所在した寺院。慈雲山と号し、天台宗弥勒みろく(現隼人町)末寺であった。本尊は不動明王。中興開山は憲英。日向国高原たかはる(現宮崎県高原町)にあって常教じようきよう院と称したが廃され、享保一〇年(一七二五)島津吉貴のとき当地に龍洞院として再建された(三国名勝図会)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む