龍潜(読み)りょうせん

精選版 日本国語大辞典 「龍潜」の意味・読み・例文・類語

りょう‐せん【龍潜】

〘名〙 (龍が水中に潜みかくれていてまだ天にのぼらない意から) 天子の位につくべき人が、しばらく位につかないでいること。また、英雄賢人が世に認められないでいること。また、その時期やその人。潜龍。りゅうせん。
懐風藻(751)序「龍潜王子、翔雲鶴於風筆」 〔任昉‐奉勅示七夕詩啓〕

りゅう‐せん【龍潜】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android