あかだ

精選版 日本国語大辞典 「あかだ」の意味・読み・例文・類語

あか‐だ

  1. 〘 名詞 〙 ( 「あかだんご」の変化した語とも、「阿伽陀(あかだ)」による語ともいう ) 米の粉をこね、小さな球状にして油で揚げた菓子尾張国(愛知県)津島名産で、津島神社県祭(あがたまつり)神前に供えた米で作る。これを食べると暑中の厄病、年中邪気をはらうと信じられている。〔日葡辞書(1603‐04)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android