はたたぎ

精選版 日本国語大辞典 「はたたぎ」の意味・読み・例文・類語

はたたぎ

  1. 〘 名詞 〙 語義未詳。一説に「は(羽)たたき(叩)」の意とするが、「たたく」の「く(き)」は清音である。また一説に、「はた」は袖の端、「たぎ」は「たぐ」の連用形で、袖の端をたぐり上げて自分の着飾った衣を見るさまという。
    1. [初出の実例]「沖つ鳥 胸見る時 波多多芸(ハタタギ)も これは相応(ふさ)はず」(出典古事記(712)上・歌謡)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android