コロニア・アグリッピネンシス(英語表記)Colonia Agrippinensis

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 の解説

コロニア・アグリッピネンシス
Colonia Agrippinensis

50年ローマ皇帝クラウディウス1世によってその妻アグリッピナ (小)の名を冠して建設された植民市 (コロニア ) 。現ドイツのケルン (語源はコロニア) 。前1世紀からゲルマンのウビ族の根拠地とされていた,ライン川左岸にあり,艦隊通商要地としてライン地方の枢要地となり,ガラスなどの産地としても繁栄した。いわゆるオーデコロン原産地としても名高い。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android