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ケルン Köln

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

ケルン
Köln

英語,フランス語では Cologne。ドイツ西部,ノルトラインウェストファーレン州,ライン川左岸にあるドイツ第4の都市。前 38年ローマの軍営地,50年ローマの植民地 (コロニア) となり,4世紀に司教座がおかれ,8世紀には大司教座がおかれた。以後歴代大司教の政治的才腕が発揮されて,10~15世紀に繁栄をみ,ドイツ最大の都市の一つとなった。ラインの交通要地を占め,ハンザ同盟の一員として活躍したが,16世紀同盟の衰退とともに経済活動も沈滞。 1815年プロシア領となり,19世紀後半の鉄道の発達に支えられ,工業都市として再び繁栄を取戻した。第2次世界大戦で壊滅的打撃を受けたが,復興。交通 (鉄道,道路) の要地で,商工業が盛ん。ケルン大学,ケルン派絵画の収集で知られるワルラフ=リヒアルツ美術館,ローマ・ゲルマン博物館などがあり,ラインラント地方の文化,芸術の中心地である。工業には伝統的なワイン,織物のほか,鉄鋼,造船,車両,化学 (油,薬品,ゴムなど) などがあり,化粧水オーデコロン (ケルン水の意) は世界的に有名。市内のケルン大聖堂はゴシック様式の代表とされており,六百余年の歳月をかけて 1880年に完成したもの。人口 99万8105(2010)。

ケルン
cairn

本来はアイルランド語で石で築いた塚をいうが,登山用語では登頂記念,あるいは登降路を示すためにつくられる積み石をさす。大きな石を土台に,ピラミッド状に積む。

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デジタル大辞泉の解説

ケルン(cairn)

山頂や登山路に、道標や記念として石を円錐形に積み上げたもの。 夏》

ケルン(〈ドイツ〉Kern)

中心の部分。核。中核

ケルン(Köln)

ドイツ西部、ライン川に臨む都市。ローマの植民地として建設され、8世紀以降、大司教座の所在地として栄えた。代表的ゴシック建築ケルン大聖堂があり、オーデコロンの生産でも有名。フランス語名、コローニュ。人口、行政区101万(2010)。

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百科事典マイペディアの解説

ケルン

山岳地方で石を積んで作った塔のこと。ゲーリック語のcarn(堆積)が語源。もともとは,石を積み上げて墓室を覆ったものをいう。近年では,登頂の記念に登降路や尾根・山頂にピラミッド型に積んだ石のことを意味するようになった。

ケルン

ドイツ,ノルトライン・ウェストファーレン州の都市。フランス語ではコローニュCologne。ライン川中流の両岸にまたがる河港都市で,商工業の一大中心。主要鉄道の連絡点で,空港もある。
→関連項目アウグストゥスブルク宮殿ラインラントレーバークーゼン

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世界大百科事典 第2版の解説

ケルン【Köln】

ドイツ西部,ノルトライン・ウェストファーレン州の都市。フランス語でコローニュCologne。人口96万4000(1995)でドイツ第4位。ライン川下流域の水陸交通の十字路にあたり,EUの心臓部と深く結びついた,商業・工業・文化の中心地。ライン左岸に半円形をなす旧市街は,ローマ時代の遺跡,中央ヨーロッパ最大のゴシック式大聖堂(ケルン大聖堂),数多くの由緒ある教会,市庁舎,市門に過去の面影をとどめ,その郊外と右岸に新市街と港を備えた工業地帯が展開している。

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大辞林 第三版の解説

ケルン【cairn】

山頂や登山路に石を積みあげて、記念や道標とするもの。

ケルン【Köln】

ドイツ西部の都市。鉄鋼・機械・化学などの工業が発達。ライン川西岸に位置する河港都市。ローマの植民都市として成立、中世ハンザ同盟の中心として発展。大聖堂とオー-デ-コロンの産出で名高い。

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367日誕生日大事典の解説

ケルン

生年月日:1833年4月6日
オランダのインド学者,仏教学者
1917年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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