セン・そなえる・かず(漢字)

普及版 字通 の解説


14画

[字音] セン
[字訓] そなえる・かず

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(巽)(そん)。二人並んで、神前で舞う形。舞楽を以て神に供することをいう。ゆえに神に薦めるものを・饌という。〔説文八上に「(そな)ふるなり」とあり、具は貝を薦める意。二人並び舞うので数の意となり、また選ぶ意となる。

[訓義]
1. そなえる、神前にそなえる。
2. そなえるものをえらぶ、かず、かずをそろえる。
3. つくる。と通用する。

[古辞書の訓]
名義抄 エラブ 〔字鏡集 ソナフ・ミル・ソネム・シメス・シリゾク・ツツシム・エラム・ツブサニ

[下接語]

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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