ポイティンガー表(読み)ポイティンガーひょう(英語表記)Peutinger table

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ポイティンガー表」の意味・わかりやすい解説

ポイティンガー表
ポイティンガーひょう
Peutinger table

3~4世紀頃に書かれた世界地図。現存するのは 13世紀の写本。 1494年 C.ツェルティスが発見友人の K.ポイティンガーに遺贈されたのでこの名がある。6色刷りで携帯用羊皮紙に記され,12の部分に分れる。距離東西実際より長く,南北は短い。ブリタニアからガンジス川までを含んでいる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android