世理(読み)せり

精選版 日本国語大辞典 「世理」の意味・読み・例文・類語

せ‐り【世理】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 世間道理。世間一般に通用している標準的なものの考え方
    1. [初出の実例]「世理无常人如此」(出典性霊集‐一〇(1079)見還俗人作)
    2. 「連歌はまして世理にたがひ侍るまじきものなり」(出典:筑波問答(1357‐72頃))
  3. 世の中のつとめ。世俗的な経理事務。
    1. [初出の実例]「其後云日次之世務世理。云恒例之神事仏事」(出典:吾妻鏡‐元暦元年(1184)二月二〇日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「世理」の解説

世理 (セリ)

学名Oenanthe javanica
植物。セリ科の抽水性多年草,園芸植物,薬用植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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