佐々与衛門(読み)さっさ よえもん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「佐々与衛門」の解説

佐々与衛門 さっさ-よえもん

1825-1865 幕末武士
文政8年生まれ。常陸(ひたち)水戸藩士。元治(げんじ)元年天狗(てんぐ)党の乱の際,藩主徳川慶篤(よしあつ)の名代常陸宍戸(ししど)藩主松平頼徳(よりのり)にしたがい,那珂湊(なかみなと)で水戸諸生党や幕府軍とたたかう。降伏して古河(こが)藩に禁固となり,慶応元年5月26日獄死した。41歳。名は成徳

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android