初音 礼子(読み)ハツネ レイコ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「初音 礼子」の解説

初音 礼子
ハツネ レイコ


職業
女優

本名
小南 艶子

旧名・旧姓
武藤

生年月日
明治41年 1月22日

出生地
兵庫県 神戸市

学歴
松蔭高女〔大正12年〕中退,宝塚音楽学校卒

経歴
大正14年宝塚歌劇団に入団。初音麗子の芸名で活躍し、昭和20年雪組組長を最後に退団戦後映画界に進み、「ホームラン狂時代」「カモとねぎ」など主に喜劇出演。27年礼子と改名。32年宝塚新芸座に招かれて入座。のち座長となる。以来、舞台、テレビで典型的な“なにわ女”の役で人気を集めた。36年、60歳の時に実業家の小南覚次郎と結婚、話題になった。

没年月日
昭和62年 4月15日 (1987年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「初音 礼子」の解説

初音 礼子
ハツネ レイコ

昭和期の女優



生年
明治41(1908)年1月22日

没年
昭和62(1987)年4月15日

出生地
兵庫県神戸市

本名
小南 艶子

旧姓(旧名)
武藤

学歴〔年〕
松蔭高女〔大正12年〕中退,宝塚音楽学校卒

経歴
大正14年宝塚歌劇団に入団。初音麗子の芸名で活躍し、昭和20年雪組組長を最後に退団。戦後は映画界に進み、「ホームラン狂時代」「カモとねぎ」など主に喜劇に出演。27年礼子と改名。32年宝塚新芸座に招かれて入座。のち座長となる。以来、舞台、テレビで典型的な“なにわ女”の役で人気を集めた。36年、60歳の時に実業家の小南覚次郎と結婚、話題になった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「初音 礼子」の解説

初音礼子 はつね-れいこ

1908-1987 昭和時代の女優。
明治41年1月22日生まれ。宝塚少女歌劇団で初音麗子の名で活躍。戦後,映画界にすすみ,「ホームラン狂時代」「カモとねぎ」などの喜劇に出演。礼子と改名,昭和32年宝塚新芸座にはいり,舞台やテレビで浪花(なにわ)女の役を演じた。昭和62年4月15日死去。79歳。兵庫県出身。宝塚音楽学校卒。本名は小南艶子。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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