前歌(読み)マエウタ

デジタル大辞泉 「前歌」の意味・読み・例文・類語

まえ‐うた〔まへ‐〕【前歌/前唄】

中心となる歌い手が出場する前に歌う歌手
地歌箏曲そうきょくで、手事てごとの前に演奏される歌の部分。⇔後歌あとうた

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「前歌」の意味・読み・例文・類語

まえ‐うたまへ‥【前歌・前唄】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 地歌・箏曲で、長い間奏(手事)の前におかれた歌の部分。
  3. ( 前唄 ) 民謡で、本唄の前におかれた導入の歌の部分。「江差追分」などが代表例。
  4. 中心となる歌手が出場する前に歌う歌手。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

お手玉

世界各地で古くから行われている遊戯の一つ。日本では,小豆,米,じゅず玉などを小袋に詰め,5~7個の袋を組として,これらを連続して空中に投げ上げ,落さないように両手または片手で取りさばき,投げ玉の数や継...

お手玉の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android