叡桓(読み)えいかん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「叡桓」の解説

叡桓 えいかん

?-? 平安時代中期の僧。
釈妙尼の子。天台宗寛和(かんな)元年(985)比叡山(ひえいざん)横川(よかわ)に安楽院(のち安楽律院)をひらく。修行僧のおおくは形ばかりの苦行をしているだけとし,心の修練を重視して戒律をかたくまもり,ひたすら法華経を読誦(どくじゅ)したという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android