安藤 はつ(読み)アンドウ ハツ

20世紀日本人名事典 「安藤 はつ」の解説

安藤 はつ
アンドウ ハツ

昭和期の政治家 衆院議員。



生年
明治45(1912)年1月

没年
昭和60(1985)年12月4日

出生地
東京

学歴〔年〕
静岡県教育会准教員養成所卒

経歴
静岡県教育会准教員養成所に学んだのち、静岡県下で教員を務める。太平洋戦争中、長野市疎開し、戦後は5男2女を育てながら新日本部文化協会に勤務した。昭和21年の総選挙には、日本平和党を称して長野市から立候補し、今回から参政権が認められた女性の支持を集めて当選(長野県初の女性代議士)。国民協同党に属し、同青年部長などを歴任するが、22年の総選挙では落選した。その後、事業経営を経て東京に移った。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「安藤 はつ」の解説

安藤はつ あんどう-はつ

1912-1985 昭和時代後期の政治家。
明治45年1月生まれ。静岡県で小学校教員となり,終戦直前に長野市へ疎開。昭和21年戦後初の衆議院議員選挙で,日本平和党を名のり立候補して当選,長野県初の女性代議士となる。昭和60年12月4日死去。73歳。東京出身。静岡県教育会准教員養成所卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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