射手の奏(読み)いてのそう

精選版 日本国語大辞典 「射手の奏」の意味・読み・例文・類語

いて【射手】 の 奏(そう)

  1. 朝廷で行なわれる大射(たいしゃ)賭射(のりゆみ)騎射(うまゆみ)などの弓箭(きゅうせん)行事に出席する射手姓名天皇に奏上すること。
    1. [初出の実例]「騎射の事あり。大将、射手の奏をとる」(出典:公事根源(1422頃)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android