小森 武(読み)コモリ タケシ

20世紀日本人名事典 「小森 武」の解説

小森 武
コモリ タケシ

昭和期の政治顧問 元・都政調査会常務理事。



生年
明治45(1912)年6月10日

没年
平成11(1999)年3月24日

出生地
栃木県益子町

学歴〔年〕
豊島高等師範中退

経歴
戦前、第2次人民戦線事件に連座して検挙される。戦後は黄土社を興し、主として労農派学者著書出版に尽力。昭和30年都政調査会を創設し、都市・地域問題の調査・研究を行なう。42〜54年美濃部亮吉都知事ブレーンとして活躍、陰の知事などと呼ばれた。三島由紀夫小説「宴のあと」にモデル化されたこともある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「小森 武」の解説

小森武 こもり-たけし

1912-1999 昭和時代後期の政治顧問。
明治45年6月10日生まれ。戦後,黄土社を創立し,革新系の学者の著書を出版。昭和30年大内兵衛らとともに都政調査会をおこし,都市問題の調査・研究にあたる。34年から革新都政の実現をめざす。42年美濃部亮吉を都知事に当選させ,ブレーンとして都政をささえた。平成11年3月24日死去。86歳。栃木県出身。豊島師範中退。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「小森 武」の解説

小森 武 (こもり たけし)

生年月日:1912年6月10日
昭和時代の政治顧問。都政調査会常務理事
1999年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android