御…する(読み)おする

精選版 日本国語大辞典 「御…する」の意味・読み・例文・類語

お【御】 …する

  1. ( 間に動詞連用形を入れて用いる ) 自分の側の動作に用いて、その動作の及ぶ相手を敬い、謙譲気持を表わす。
    1. [初出の実例]「若旦那から金のしまつ、委しくお侘(わび)してもらへば」(出典人情本・明烏後正夢(1821‐24)初)
    2. 「難有(ありがた)く御受せしに」(出典:不言不語(1895)〈尾崎紅葉〉四)

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