松島北渚(読み)まつしま ほくしょ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「松島北渚」の解説

松島北渚 まつしま-ほくしょ

1814-1844 江戸時代後期の儒者
文化11年生まれ。信濃(しなの)(長野県)諏訪の儒医松島政長の次男塩谷宕陰(しおのや-とういん)の門にはいり,のち昌平黌(しょうへいこう)にまなぶ。天保(てんぽう)15年1月死去。31歳。名は坦。字(あざな)は履郷(りきょう)。通称は元碩(げんせき)。別号に行雲楼。著作に「行雲楼遺稿」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android