秋母子草(読み)あきのははこぐさ

精選版 日本国語大辞典 「秋母子草」の意味・読み・例文・類語

あき‐の‐ははこぐさ【秋母子草】

  1. 〘 名詞 〙 キク科一年草東アジア暖帯熱帯に広く分布し、日本では本州以南の山地でやや乾いた所に生える。高さ六〇センチメートル内外。葉は細長く先がとがり、下面は茎とともに白い綿毛が密生する。秋、黄色の小さな頭状花多数集まって咲く。漢名、秋鼠麹草。〔語彙(1871‐84)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android