笹村 吉郎(読み)ササムラ キチロウ

20世紀日本人名事典 「笹村 吉郎」の解説

笹村 吉郎
ササムラ キチロウ

明治〜昭和期の実業家 新潟鉄工所社長。



生年
慶応3年4月11日(1867年)

没年
昭和35(1960)年7月24日

出生地
長門国萩(山口県)

学歴〔年〕
山口師範学校卒,東京高等工業学校機械科〔明治25年〕卒

主な受賞名〔年〕
緑綬褒章〔昭和19年〕

経歴
船木小学校校長を経て明治21年上京、高工を卒業後、島根県銅ケ丸鉱山に勤め、30年新潟鉄工所入社、技師長となり、43年同社が日本石油から独立、株式会社新潟鉄工所となって同社専務取締役、昭和4年社長。この間大型ディーゼル機関の初の国産化に成功した。15年会長、19年会長を辞し取締役、24年相談役となった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「笹村 吉郎」の解説

笹村吉郎 ささむら-きちろう

1867-1960 明治-昭和時代の機械技術者。
慶応3年4月11日生まれ。島根県銅ケ丸鉱山をへて,明治30年新潟鉄工所にはいる。技師長,専務として日本初のディーゼル機関の国産化を手がけ,昭和4年社長。昭和35年7月24日死去。93歳。長門(ながと)(山口県)出身。東京工業学校(現東京工業大)卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「笹村 吉郎」の解説

笹村 吉郎 (ささむら きちろう)

生年月日:1867年4月11日
明治時代-昭和時代の機械技術者
1960年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android