股野達軒(読み)またの たっけん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「股野達軒」の解説

股野達軒 またの-たっけん

1816-1894 江戸後期-明治時代の儒者
文化13年8月11日生まれ。播磨(はりま)(兵庫県)竜野(たつの)藩儒股野順軒にまなび,その養子となる。藩校敬楽(けいごう)館の教授となり,のち奉行にすすみ藩財政を管理した。明治27年2月19日死去。79歳。本姓長尾。名は景質。字(あざな)は好義。別号に亡羊子。著作に「観月集」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android