若芝(2代)(読み)じゃくし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「若芝(2代)」の解説

若芝(2代) じゃくし

1687-1755 江戸時代中期の装剣金工。
貞享(じょうきょう)4年生まれ。初代若芝(河村若芝)に中国式の彫金技法をまなぶ。独自に腐食剤布目象眼手法をもちいて鐔(つば)の装飾をおこなった。長崎波止場船手役方もつとめた。宝暦5年2月3日死去。69歳。通称は喜左衛門。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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