裾金物(読み)スソガナモノ

デジタル大辞泉 「裾金物」の意味・読み・例文・類語

すそ‐がなもの【裾金物】

かぶとしころよろいの袖・草摺くさずり菱縫ひしぬいの板に飾りとして打った金物

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「裾金物」の意味・読み・例文・類語

すそ‐かなもの【裾金物】

  1. 〘 名詞 〙 甲冑(かっちゅう)の威(おどし)である、菱縫(ひしぬい)と呼ぶ裾板の飾りとした金物。
    1. [初出の実例]「逆面高の鎧、てうの丸のすそ金物(カナモノ)しげううったるが」(出典保元物語(1220頃か)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android