西丸震哉(読み)にしまる しんや

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西丸震哉」の解説

西丸震哉 にしまる-しんや

1923- 昭和後期-平成時代の食生態学者。
大正12年9月5日生まれ。島崎敏樹の弟。昭和22年農林省にはいり,食糧研究所の室長などをつとめる。食糧危機や文明破局論をとなえ,登山や海外の秘境探検などで異色官僚として知られた。55年退官し,大学講師をつとめ,執筆活動をおこなう。東京出身。第一水産講習所(現東京水産大)卒。著作に「41歳寿命説」「山の博物誌」「壊れゆく日本へ」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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