島崎敏樹(読み)シマザキ トシキ

20世紀日本人名事典 「島崎敏樹」の解説

島崎 敏樹
シマザキ トシキ

昭和期の精神医学者,エッセイスト 東京医科歯科大学名誉教授



生年
大正1(1912)年11月8日

没年
昭和50(1975)年3月17日

出生地
東京市赤坂(現・東京都港区)

出身地
長野県

学歴〔年〕
東京帝大医学部〔昭和12年〕卒

学位〔年〕
医学博士

経歴
昭和12年東大精神医学教室に入り助手、19年東京医学歯学専門学校の神経精神医学教室初代教授就任、25年東京医科歯科大学昇格と同時に教授。42年退職、名誉教授。生物学、心理学、社会学など幅広い人間学を志向精神分裂病の現象学的研究に独自の分野を開拓した。著書には「感情の世界」「生きるとは何か」などがある。母西丸いさ子は島崎藤村の姪。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「島崎敏樹」の解説

島崎敏樹 しまざき-としき

1912-1975 昭和時代の精神医学者。
大正元年11月8日生まれ。母は島崎藤村の姪(めい)。都立松沢病院医員などをへて,東京医歯専,後身の東京医歯大の教授。のち成蹊大教授などをつとめる。精神病理学哲学とむすびつけ,心に関するおおくのエッセイを発表した。昭和50年3月17日死去。62歳。東京出身。東京帝大卒。著作に「感情の世界」「生きるとは何か」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「島崎敏樹」の解説

島崎 敏樹 (しまざき としき)

生年月日:1912年11月8日
昭和時代の精神医学者;エッセイスト。東京医科歯科大学教授
1975年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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