角蝋虫(読み)つのろうむし

精選版 日本国語大辞典 「角蝋虫」の意味・読み・例文・類語

つの‐ろうむし‥ラフむし【角蝋虫】

  1. 〘 名詞 〙 カメムシ(半翅)目カタカイガラムシ科の昆虫。蝋でおおわれた殻は直径六~九ミリメートルで、淡い紅色を帯びた灰白色。殻の周縁には八個、背面中央には一個の角状突起がある。ミカン類の木に寄生する。日本には本州以南に分布し、全世界に広く分布する。角蝋貝殻虫。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「角蝋虫」の解説

角蝋虫 (ツノロウムシ)

学名Cer ̄oplastes pseudoceriferus
動物。カタカイガラムシ科の昆虫

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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