連取村(読み)つなとりむら

日本歴史地名大系 「連取村」の解説

連取村
つなとりむら

[現在地名]伊勢崎市連取町

東は佐位さい郡伊勢崎町、西は田中島たなかじま村、南は丹良塚にらづか村・北今井きたいまい村、北は佐位郡安堀あんぼり村・太田おおた村と接する大村。前橋道が村の北部を東西に通る。広瀬ひろせ川が村の北方を、おお川が南方を、八郎はちろう川が中央を東流する。享徳の乱の拡大する応仁二年(一四六八)一〇月から翌年にかけて、広瀬川を挟んで毛呂島もろじま(現茂呂)綱取原つなとりはらは戦場となり、足利成氏方からは瓦屋・高氏・上杉顕定ら、京都方からは豊島・高山・長尾らが参戦した(年未詳一〇月一四日「上杉龍若感状写」豊島宮城文書など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報