宝生(読み)ホウショウ

デジタル大辞泉 「宝生」の意味・読み・例文・類語

ほうしょう〔ホウシヤウ〕【宝生】

能楽師の姓の一。観阿弥清次長兄芸名宝生大夫から来ているという。シテ方ワキ方にこの姓がある。
宝生流」または「宝生座」の略。

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精選版 日本国語大辞典 「宝生」の意味・読み・例文・類語

ほうしょうホウシャウ【宝生】

  1. [ 1 ]
    1. [ 一 ]ほうしょうにょらい(宝生如来)」の略。
    2. [ 二 ]ほうしょうざ(宝生座)
      1. [初出の実例]「やまとたけだのざ、であいのざ、はうしゃうのざと、うち入うち入有」(出典:申楽談儀(1430)猿楽の諸座)
  2. [ 2 ] 〘 名詞 〙ほうしょうりゅう(宝生流)
    1. [初出の実例]「能は宝生の流れを学びて、男ぶりよく」(出典:随筆・独寝(1724頃)上一九)

ほうしょうホウシャウ【宝生】

  1. 能楽師の姓の一つ。→宝生流

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