錦糸の滝(読み)きんしのたき

日本歴史地名大系 「錦糸の滝」の解説

錦糸の滝
きんしのたき

層雲峡そううんきよう温泉から石狩川上流約八キロ、小函こばこに懸る滝。高さ約六〇メートル・幅二〇メートルで白糸筋状に流れ落ちる。小函・大函おおばこ大雪山の火山活動で流出した溶結凝灰岩による峡谷となっている。なおもとの国道三九号は小函の滝や奇岩絶壁の間を通っていたが、昭和六二年(一九八七)天城あまぎ岩の崩落事故で人身事故が発生し現在は通行止になっている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報