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大雪山 だいせつざん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

大雪山
だいせつざん

北海道中央部,石狩山地の北西部にある火山群活火山で,常時観測火山。東西 15km,南北 10km,最高峰旭岳(2291m)で,北海道の最高点でもある。2000mをこす安山岩質の火山が十余もあり,北海道の屋根をなす。中央火口の御鉢平(おはちだいら)には直径 2kmのカルデラがあり,その周囲に北鎮岳(2244m),凌雲岳(2125m),黒岳(1984m),赤岳(2078m),白雲岳(2230m),旭岳などの成層火山がある。大雪山国立公園に属する。ホソバウルップソウ,エゾハハコヨモギ,エゾノハクサンイチゲトウヤクリンドウなど珍しい高山植物の宝庫として知られ,1700m以上には,7月中旬より 8月中旬まで,エゾコザクラミヤマキンバイミヤマリンドウコマクサなどの花畑が見られる。ナキウサギシマリス,エゾシカ,ダイセツタカネヒカゲアサヒヒョウモンウスバキチョウダイセツヒトリなどの珍しい動物や昆虫類も生息し,1977年全山が国の特別天然記念物(→天然記念物)に指定された。

大雪山
たいせつざん

大雪山」のページをご覧ください。

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デジタル大辞泉の解説

たいせつ‐ざん【大雪山】

《「だいせつざん」とも》北海道中央部の火山群。主峰の旭岳は北海道の最高峰で標高2291メートル。
中国、四川省西部にある山脈。最高峰はミニヤコンカ(貢嘎(こんか)山)の標高7556メートル。
台湾北部、雪山の南にある山。標高3529メートル。

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百科事典マイペディアの解説

大雪山【だいせつざん】

北海道中央部にある活火山群。カルデラの御鉢平を囲み,最高峰の旭岳,北鎮岳(2244m),白雲岳(2230m)などがある。地質は古生層,花コウ岩,第三紀火山噴出物を基盤とする安山岩。
→関連項目アサヒヒョウモン石狩山地ウルップソウ上川[町]日本百名山

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デジタル大辞泉プラスの解説

大雪山

合同酒精が製造・販売する焼酎の商品名。酒造好適米吟風」を100%使用した本格米焼酎。

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世界大百科事典 第2版の解説

たいせつざん【大雪山】

〈だいせつざん〉ともいう。北海道中央部,石狩山地北西部に位置する火山群。北海道の最高峰旭岳(2290m)をはじめ,標高2000m前後の山が十数座あり,〈北海道の屋根〉と称される。北と東を石狩川,南をその支流のヤンベタップ川と忠別川に限られ,西へすそ野を引いている。洪積世後期に高根ヶ原,忠別岳(1963m),化雲(かうん)岳(1954m),黄金ヶ原,沼の原などの溶結凝灰岩や溶岩からなる台地が形成され,続いて安山岩質溶岩の噴出により,愛別岳(2112m),比布(ぴつぷ)岳(2206m),黒岳(1984m),烏帽子岳(2072m),赤岳(2078m),やや遅れて凌雲岳(2125m),北鎮(ほくちん)岳(2244m),白雲岳(2230m)などが形成された。

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大辞林 第三版の解説

だいせつざん【大雪山】

〔「たいせつざん」とも〕 北海道中央部にある火山群。北海道第一の高峰旭岳(海抜2290メートル)を主峰とし、2000メートル 前後の山二〇座近くがある。
中国、四川省の西部を南北に走る山脈。長さ約200キロメートル。最高峰ミニヤコンカ(海抜7556メートル)。
台湾北部にある高峰。海抜3529メートル。

だいせっせん【大雪山】

ヒマラヤ山脈の異称。雪山。

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日本の地名がわかる事典の解説

〔北海道〕大雪山(たいせつざん)


北海道中央部に位置する火山群の総称。北海道最高峰の旭(あさひ)岳(標高2291m)を主峰とし、北鎮(ほくちん)岳・凌雲(りょううん)岳・白雲(はくうん)岳など2000m級の山が十数峰集まる。深田久弥(ふかだきゅうや)「日本百名山」の一つ。旭岳西斜面と御鉢平(おはちだいら)にある爆裂火口からは今も噴気する。「だいせつざん」とも読む。山麓(さんろく)・山腹は針葉樹の原生林におおわれ、標高1600m以上は各火山に囲まれた高原状の湿地帯をなし、大規模な高山植物群落が見られる。エゾリス・エゾナキウサギや高山蝶のアサヒヒョウモン・ウスバキチョウなどが生息し、山域の大部分は天然保護区域に指定されている。北東側は層雲(そううん)峡の大渓谷、西腹に愛山渓(あいざんけい)温泉・天人峡(てんにんきょう)温泉などが点在し、北海道を代表する山岳観光地でもある。

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