関根 悦郎(読み)セキネ エツロウ

20世紀日本人名事典 「関根 悦郎」の解説

関根 悦郎
セキネ エツロウ

大正・昭和期の社会運動家,教育実践家



生年
明治34(1901)年3月11日

没年
(没年不詳)

出生地
群馬県佐波郡玉村町角淵

学歴〔年〕
小学校正教員検定試験〔大正8年〕合格

経歴
大正10年上京して東京市内の小学校に勤務し、その中で勉学しながら労働運動に近ずき、労働農民党を経て、大正15年共産党入党。昭和3年の3.15事件で検挙され、懲役3年に処せられる。13年の京浜グループ事件でも検挙されて懲役3年に処せられ、戦後は共産党に入党した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「関根 悦郎」の解説

関根悦郎 せきね-えつろう

1901- 大正-昭和時代の社会運動家。
明治34年3月11日生まれ。小学校教員となり,大正11年日本教員組合啓明会にくわわり機関誌を編集。15年共産党に入党,「無産者新聞」の編集兼発行人となる。三・一五事件,京浜グループ事件で入獄。戦後,「人民新聞」を発行した。群馬県出身。正則英語学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例