顔佳鳥(読み)カオヨドリ

デジタル大辞泉 「顔佳鳥」の意味・読み・例文・類語

かおよ‐どり〔かほよ‐〕【顔佳鳥/佳鳥/佳鳥】

顔鳥」に同じ。 春》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「顔佳鳥」の意味・読み・例文・類語

かおよ‐どりかほよ‥【顔佳鳥・容佳鳥・貌佳鳥】

  1. 〘 名詞 〙 姿の美しい鳥。どの鳥を指すかは不明。鴛鴦(おしどり)翡翠(かわせみ)、雉(きじ)の雄、呼子鳥など諸説ある。かおどり。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「山川の井ぐひに通ふかほよどり影みるたびに音(ね)をのみぞなく」(出典壬二集(1237‐45))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android