飢歳(読み)きさい

精選版 日本国語大辞典 「飢歳」の意味・読み・例文・類語

き‐さい【飢歳・饑歳】

  1. 〘 名詞 〙 穀物不作である年。飢饉年(ききんどし)
    1. [初出の実例]「饑歳に至り民を救ふことさへ知らずんば」(出典:報徳記(1856)三)
    2. [その他の文献]〔孟子‐公孫丑下〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「飢歳」の読み・字形・画数・意味

【飢歳】きさい

凶年

字通「飢」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android