館岡 栗山（読み）タテオカ リツザン

20世紀日本人名事典

館岡 栗山
タテオカ リツザン

昭和期の日本画家

生年

明治30(1897)年9月9日

没年

昭和53(1978)年10月16日

出生地

秋田県南秋田郡五城目町

本名

館岡 豊治

学歴〔年〕

秋田師範中退

主な受賞名〔年〕

横山大観賞〔昭和11年〕「雨後」,秋田県文化功労者〔昭和37年〕

経歴

京都に出て近藤浩一路に師事、昭和8年院展に初入選した。11年「雨後」で横山大観賞を受賞し、14年日本美術院院友、43年同特待になった。

出典　日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」（2004年刊）

デジタル版 日本人名大辞典+Plus

館岡栗山 たておか-りつざん

1897－1978　昭和時代の日本画家。
明治30年9月9日生まれ。近藤浩一路(こういちろ),安田靫彦(ゆきひこ)に師事。昭和8年「台温泉」が院展初入選。20年郷里の秋田県にかえり,なまはげなど郷土の風物をえがいた。昭和53年10月16日死去。81歳。秋田師範中退。本名は豊治。作品に「秋田芸能」など。

出典　講談社