高原 滋夫(読み)タカハラ シゲオ

20世紀日本人名事典 「高原 滋夫」の解説

高原 滋夫
タカハラ シゲオ

昭和期の医学者,耳鼻咽喉科学者 岡山大学名誉教授



生年
明治41(1908)年4月29日

没年
平成6(1994)年11月1日

出生地
岡山県和気郡和気町

学歴〔年〕
岡山医科大学〔昭和6年〕卒

学位〔年〕
医学博士〔昭和11年〕

主な受賞名〔年〕
日本人類遺伝学会賞〔昭和35年〕,朝日文化賞(昭36年度),日本学士院賞〔昭和39年〕「無カタラーゼ血液症の発見とその研究」,勲二等瑞宝章〔昭和53年〕,博報賞〔昭和57年〕「難聴学級の創設」,文化功労者〔昭和60年〕

経歴
昭和21年岡山大学医学部教授となり、同付属病院長、同医学部長を歴任、49年同名誉教授。35年わが国初の難聴学級を創設。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高原 滋夫」の解説

高原滋夫 たかはら-しげお

1908-1994 昭和時代の耳鼻咽喉科学者。
明治41年4月29日生まれ。昭和21年母校岡山医大の教授となり,後身の岡山大の教授,のち川崎医大教授。遺伝病の無カタラーゼ血症を発見し,23年発表。39年学士院賞,60年文化功労者。聴覚障害児童のため,35年日本初の難聴学級を岡山市に創設した。平成6年11月1日死去。86歳。岡山県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「高原 滋夫」の解説

高原 滋夫 (たかはら しげお)

生年月日:1908年4月29日
昭和時代の耳鼻咽喉科学者。岡山大学教授
1994年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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