共同通信ニュース用語解説 「96年の法制審議会答申」の解説
96年の法制審議会答申
1996年に法相の諮問機関・法制審議会が選択的夫婦別姓の導入などを盛り込んだ民法改正要綱の答申。夫婦の姓は婚姻の際に同姓にするか別姓にするかを選び、別姓を選択する夫婦は子供の姓をあらかじめ決定し、兄弟姉妹間で同一にするとした。夫婦同姓を維持し「旧姓の通称使用」を法律上認める案も検討されたが、採用されなかった。法務省は答申に基づいて民法改正案を準備。自民党保守派が反発し、政府はその後、法案提出を見送った。
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