DNA塩基配列を決定するための装置.DNAの塩基配列を決定する方法としては,化学法と酵素法があるが,酵素法を用い,反応に必要なプライマーまたは反応を適当なところで止めるために用いるジデオキシヌクレオチド(糖部分のOH基が2個ない誘導体)を蛍光標識しておき,長さの異なる種々の反応産物をゲル電気泳動により分離後,短いほうから順にレーザー光学系によって自動検出し,DNAの塩基配列を読みとっていく.ゲル電気泳動には平板法とキャピラリー法の2種類があるが,自動化に適したキャピラリー法が主流となりつつある.平板法には1回の泳動で長い配列を決定できるという利点がある.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
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