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MN式血液型 エムエヌしきけつえきがたMN blood groups

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

MN式血液型
エムエヌしきけつえきがた
MN blood groups

1927年,K.ラントシュタイナーと P.レビンによって発見された人間の血液型。優劣のない対立遺伝子 MSMsNSNsの支配を受け,9種類の表現型がある。日本人では MNs型が 43%,Ms型が 24%,Ns型が 21%で,MNSs,MSs,NSs型が数%,MS,MNS,NS型は1%以下である。

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デジタル大辞泉の解説

エムエヌしき‐けつえきがた【MN式血液型】

人間の血液型分類方式の一。血球中の凝集原であるM抗原とN抗原の有無により、血液をM・N・MNの3型に分ける。親子鑑定などに利用される。

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百科事典マイペディアの解説

MN式血液型【エムエヌしきけつえきがた】

1927年ラントシュタイナーらによって発見された血液型。血球中のM凝集原とN凝集原の有無により,M,N,MNの3型に分ける。抗M・抗N凝集素はヒト血清中にあることはほとんどなく,輸血に際しこの血液型を考慮する必要はないが,メンデル遺伝をするので,遺伝的な鑑別や人類学的研究には有用。
→関連項目血液型

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

MN式血液型
えむえぬしきけつえきがた

1927年ランドシュタイナーらが発見したヒトの血液型で、赤血球上のM、N抗原の有無によってM型、N型、MN型の3型に大別される。出現頻度に民族差はなく、M型約30%、N型約20%、MN型約50%である。ABO式と異なり、異型の血液を輸血しても臨床医学的には問題のない血液型であるが、法医学分野(親子鑑定、個人識別)では重要な血液型である。遺伝形式はメンデルの法則に従い、M、N形質間には優劣がない。なお、遺伝的関連性を有するS、s抗原が1947年に発見されたことによって、現在はMNSs式血液型とよばれるようになっている。[小谷淳一]

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