出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報
…微小粒子によるものは,その単磁区構造に由来した大きな保磁力を利用するのであり,コバルトフェライトからできている。OP磁石(1933年,加藤与五郎,武井武が発明)や鉄およびFeCoパウダーなどがある。結晶磁気異方性によるものは,希土類・コバルト系のものであり,永久磁石の性能としてもっとも大きな値を示し,B・H積が約30×106ガウス・エルステッド,保磁力約2万エルステッドのものが得られている。…
…前者は合金であるが,後者はフェリ磁性体であるバリウムと鉄の複合酸化物(バリウムフェライト),またはストロンチウムと鉄の複合酸化物(ストロンチウムフェライト)を材料とする磁石である。 酸化物が磁石として開発されたのは,1933年日本の加藤与五郎および武井武によってで,コバルトと鉄の複合酸化物であるコバルトフェライトを用い,OP磁石と名付けられた。現在ではOP磁石に代わってバリウム系フェライトが代表的な酸化物磁石となっており,コバルトとかニッケルなどの高価な材料を用いていないことが有利な点である。…
※「OP磁石」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新