Rh因子(読み)アールエッチいんし

精選版 日本国語大辞典 「Rh因子」の意味・読み・例文・類語

アールエッチ‐いんし【Rh因子】

〘名〙 (Rh-factor の訳語。Rhはアカゲザル(rhesus monkey)の頭文字に由来) 一九四〇年アメリカのランドシュタイナーとウィナーがアカゲザルの血球中に発見した一種抗原。人の血球中にこの因子がある場合をRhプラス型、ない場合をRhマイナス型というが、Rhマイナスの人の数は極めて少ない。

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デジタル大辞泉 「Rh因子」の意味・読み・例文・類語

アールエッチ‐いんし【Rh因子】

アカゲザル赤血球中に発見された抗原。この因子のある人を陽性(+)、ない人を陰性(-)とする。→Rh式血液型
[補説]Rhはアカゲザルの英語名rhesusから。

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